ktanakaaaaのブログ

大好きな映画や音楽、本の話なんかをつらつらと書こうかしらん。

こいつはおれがいただくぜぇ~

巷ではやたらと評価の低い映画ってありますよね。所謂“クソ映画”と呼ばれてるようなやつです。でもそういうのって一周回ってむしろ面白可笑しく観れたりするもんです。良作ばかり漁るのも結構ですが、時にはクソ映画に体当たりで「喰らいに行く」のも楽しいですよ(おれだけ?)。さながら『明日に向かって撃て!』のラストのように(こっちは名作)。


そこで今回手にしたのが本作(失礼だぞ!)。




実写版『ルパン三世』です。

まぁ製作が報じられた時誰もが思ったはずです「やめとけ」と笑

実際、評価としては大体半笑いで語られるか、青筋立ててこき下ろされるかの二択のようです。

アニメ版のファンからは概ね不評という感じ。

かく言う私はアニメ版への思い入れなぞは特にありません(^^;



じゃあ感想いくよ☆




まず冒頭の強奪シークエンスから始まって、クライマックスのチーム強奪を画策するパート、全体の2/3くらいまでは“普通に”観れる作品でした。悪くないですよ(そこまで)。


アクションはなかなか見応えありますし、スローモーションを多用したけれんみ溢れる“キメ”の演出もギリギリ“イケてた”(死語か?私見です)。

ガジェット類も安っぽさはなく頑張っていたと思う。それと何ヵ国も又に掛けた話だけど、外タレの台詞を全部吹き替えにしてたのは賢い。日本人キャストに拙い外国語で会話させる寒さを見事に回避した妙案です。



しかし終盤戦になると、今までギリギリ格好よかった体を保っていたラインが徐々にダサい方に振れて行くんですね。仕草や台詞がどんどん見ちゃいられない具合になって行きます。それと共に、それまで気にならなかった(フリをしていた)ストーリーの穴や整合性の欠陥、登場人物の間抜けな行動が看過できなくなってきます。前半のまぁまぁ感を帳消しにする勢いでそのままばく進し、劇中が一件落着する頃には我々観客の心象はもはや取り返しのつかない事態に。

とりもなおさず、駄作認定というわけですね\(^o^)/


あと気になったのが、ルパンってこんなに死人出るんでしたっけ?みんな平気でバッタバッタ人殺し過ぎじゃないですかね。昔の記憶が曖昧なので、何とも言えませんがアニメファンじゃない私でも引きました(^^ゞ



みなさんも、死ぬほど暇な時にご覧になって下さい。


次はどんなクソ映画に出会えるかな(^_-)☆


今夜はこんなところで御免あそばせ(^3^)



そぉ↑りゃあ↓ないぜぇ~→