今年のベスト映画
ちょっと気が早いかもですが、年内のラインナップを眺めていて、これを越えて来るような映画はなさそうなので、言っちゃいます。
今日観て来ました。
これが私の今年のベスト映画です。
『セブン・シスターズ』
超面白かったっす!笑
近未来、人口爆発や環境破壊による食料不足が深刻化したが、遺伝子組み替えの作物を大量に開発、生産することで、飢餓を回避した人類。しかし、その作物の副作用により、単生児が極めて生まれにくい世界になってしまう。更なる人口増加を防ぐため、政府は児童分配法による「一人っ子政策」を打ち出す。
二人目以降の子供たちは分配局の管理の元、人口の安定した未来まで冷凍睡眠による“保護”を受けることになった。
という設定のSF映画です。
主人公カレン・セットマンは何と七つ子!
母は出産と同時に亡くなっており、父は出産以前に行方不明。唯一の肉親である祖父〈ウィレム・デフォー〉の元で政府の目を盗みつつ共生していた。
姉妹はそれぞれ、曜日の名前がつけられており、
外界に出られるのはその日の曜日の一人のみ。外界では一人の人格“カレン・セットマン”として社会生活を送らなくてはならない。
しかし家では全員が違う性格、口調、髪型で和気あいあい笑
全部一人の女優ノオミ・ラパスが演じています。すごいですね。
多重人格ものの映画はたくさんありますが、同時に存在する複数の人格を演じ分ける(それも7人分!)、しかも同じ画のなかに何人もいるってのはなかなかないですよね。
『マルコヴィッチの穴』みたい(ちょっと違う)。
そんなある日、月曜担当のマンデーちゃんが失踪。姉妹はパニックに陥ります。もし政府にこの事実がバレたら?最悪マンデーが死んでしまっている場合、死亡認定されたら、姉妹は永久に外界に出られなくなってしまいます。
ここから姉妹 VS 政府の壮絶な戦いへと突入することになるのですが…
これ以上言っちゃうとネタバレになっちゃうんですが、姉妹それぞれの性格を活かした特技や『アトミック・ブロンド』顔負けの肉弾戦もあるし、
スリラー展開も緊張感たっぷり。不条理なシステムの真の姿におののき、姉妹同士の思い遣りに涙すること間違いなし!
本当に面白いんで、是非観て下さい!!
ついでですが、同じく今日、なかなかヘンテコな映画を観たのでご紹介します(セブンシスターズ観たらちょっと霞んじゃった(^^;)。
お目々のとってもキュートなアン・ハサウェイ主演『シンクロナイズド・モンスター』です。
こっちは私がうだうだ語るより、映画評論家の町山智浩氏の推薦コメントを御覧下さい。
「アン・ハサウェイがダメダメの酔っぱらい女で巨大怪獣になって、ソウルのビル街を破壊するんだけど、巨大ロボットと戦って大人になる映画だよ」と言うと俺が酔っぱらってるみたいだけど、驚いたことに本当です!
このコメントが映画の全てを表してます笑
こっちもヨロシク!
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